第九話「瞬間、心、かさねて」

  • 色っぽい絵が持ち味の長谷川眞也氏が作画監督で女性キャラがやたらめったら肉感的になってる回であります。ハセシン(略してみた)絵はウテナとか好きですが、エヴァでは微妙ーであります。ちょっとお目目が大きすぎるかなーと。綾波の髪の毛の描き方もなんか違和感。いやいや、でも、そういう問題じゃないしょっぱい絵の回もたくさんあるので、これは全く贅沢な言いぐさなのですが。
  • なんかとても久しぶりに見た気がする第九話。中盤の明るい展開の中で、普通のおっとりとした少年のようなシンジ君がやばいくらいかわいかった!登校風景で赤い人に絡まれてるとこ「ぐうてんもーげん」って嫌そうに答えるのとかデコピンされてるのとか、作戦失敗で言いがかりつけられて言い返すところとか、かわいすぎるんじゃが!ちょっとそこの日独クォーターで米国籍の人、私とそのポジション代わってくれんじゃろか!
  • 外人転校生の隠し撮り写真売ってるケンスケ&トウジ。何故にこの回だけトウジはジャージを着てないのですか。洗濯中ですか。…まあそれはさておき、この、ケンスケの写真の腕と更衣室隠し撮り等という犯罪スレスレ(いやむしろ犯罪)の写真を撮る行動力と根性で、シンジ君の写真を撮ってわたくしに売らないか?金はいくらでも出す!(←一回言ってみたい言葉)とかそういうことしか考えられないや。だって、奴らのポジションならシンジ君のいろいろなショットが撮りたい放題ですよ!?でもまあ、流石に友達は売らないか。
  • 「ただいま〜って言ったって…誰もいない、か。」「な、なんだこれ〜!!」うへえ。何これ。かわいい。かわいすぎる。第弐話で「ただいま」という言葉にとまどっていたシンジ君が、誰もいなくても「ただいま」って言うようになったことが感慨深いというか。誰かと暮らすことに慣れてきたシンジ君、良かったなあ。
  • 部屋から放り出されたシンジ君の私物、とても少ない。あんまり物をたくさん持ってそうじゃないよね。そういうストイックそうなとこも好ましいなあ。
  • もちろんこの回の見所は無理矢理レオタードを着せられてるシンジ君であります。なんだあの音符シャツは。きっと選んだのはミサトさんに違いないと勝手に思っています。あんな体にピッタリしたこっ恥ずかしい衣装を上司の権限で問答無用で着せるとは……グッジョブ!シンジ君の細っこさが強調されてかわいいったらないですね。
  • 三日休んだらお見舞いに来てくれるトウジとケンスケはシンジ君をとっても気に掛けてるなあ〜(だってケンスケはトウジが二週間休んでもあんまり心配してなかった男ですよ?)と嬉しくなるが、もしかしたらミサトさん目当てっていうのも含まれてるのかな…。
  • ニゾン訓練、惣流さんとは全く息が合わないが、綾波さんとやったとたん息がピッタリってシーンが大好き!あの、イヤそうな顔からキリっとした顔になるシンジ君の横顔がカッコかわいい。で、「追いかけて!」「女の子を泣かせたのよ!責任取りなさいよ!」って委員長は責任の所在を完全に間違っていると思います。シンジ君になんの責任があるのか何回見てもさっぱりわかりません。でも、いきなり話を振られて、きょとんとしているシンジ君があまりにもプリティーなのでそんな素敵な表情を引き出してくれたことは委員長に感謝しているぜ。
  • 結局追いかけていったので、すんごいペアルックでコンビニや高台に行っちゃってるサードとセカンドでありました。これってよく考えたらとても恥ずかしいんじゃないか?それはそれとして、「傷つけられたプライドは、10倍にして返してやるのよ!」って意味がわからんのです。プライドを返すの?10倍にするの?いや、なんとなくニュアンスは伝わるんですがね。(私の頭がわるいだけかもしれないな)
  • この、夕日の高台で、穏やかに微笑むシンジ君はもう可憐な美少女にしか見えないのですが!
  • 平常心シャツ…また微妙な趣味。これが彼の私服で一番露出度が高い服ですよ。脇の下とかそんな惜しげもなく晒しちゃって大丈夫?目の毒であります。モエモエであります。「平常心」ってのはシンジ君を見てる我々に突きつけられた言葉なのか?
  • キス未遂事件、作画のせいで乳が普段より大幅底上げなのでひどいと思いました。これは詐欺じゃよー。巧妙に張り巡らされた陰謀じゃよー。碇君は健全な中学生男子なんだなあーと実感。しかし、目の前にあんな存在感のある乳があるのに唇にいっちゃうのがすごいな。自分だったら乳にいくね。(何言ってんの)そんでまた、瞳をうるませてキスしようとするシンジ君がやたら色っぽいというかなんというか。もうかわいいから許す!
  • 「自分だって子供のくせに」って憮然として布団をかぶるあの子超絶かわいい!(さっきからもう「かわいい」としか言ってないな。貧困な語彙。貧相な思考回路。)あらわな肩にドキドキするのだ。
  • ネルフでは加持さんがセクハラ大王ぶりを発揮していた。キザセリフにキザ動作でセクハラ。ちょっと殴りたいと思った。長谷川作画のおかげでいやらしさが普段の2.5倍ぐらいになってますよ。私の加持さんにたいするセクハラの達人なイメージはこの回からきてるんだな、ってことが明らかになった。
  • 「わかってるよ。62秒でケリをつける」カッコいいなあ。ほれぼれするなあ。そして、音楽にあわせてシンクロした初号機と弐号機が華麗に使徒をやっつけるとこは素敵作画だなあ!右下のテロップの残時間が良い仕事ですよ。
  • ラストの倒れ方、下になってるのが初号機なので、先にこけたのは弐号機だと信じて疑いません。違うご意見の方もいらっしゃるでしょうが、私の中ではそういうことになってます。狭量な世界観で作られ、自分を守るために変更された情報、歪められた真実っていうやつです。ご了承下さい。