相棒5 元日スペシャル バベルの塔

正月らしくエンタメしてておもしろかったけどやはりコサワ脚本なので右京さんが初対面の人に推理力をこれ見よがしにひけらかしたりする。それが気になって気になってしょうがないのでした。キャラの違いって、制作者側は気にしないのかなあー。心の狭いファンである私は気になりまくりなのですが。

気になると言えば、カウントダウンパーティーが最高につまらなそうなのが気になって気になって。特に何のイベントもなさそうなのに、8時前から日付変わるまでずっと飲み物だけで談笑しつづけるパーティーに見えた。しかも狭いところに人がすし詰め。これはツライ。

冒頭に流れていた仰々しいクラシック合唱曲は、カルミナ・ブラーナっていうんだな。初めて曲名を知った。安楽椅子探偵が出て来るときの曲というイメージが頭に刷り込まれているので、高笑いしながら安楽椅子探偵が出て来そうに思えてドキドキした。

究極の選択。自分が死ねば違う人が助かる。そんな状況下で自分の命を投げ出せる人はそうはおるまい。自分だったらどうするか考えたとき一目散に逃げ出した議員を一概には責められない。でも、あんな最悪な状況を招いたのは議員自身なのであんまり同情も出来ないな。
議員との対比でネネの前の夫の勇気が素敵に見えるのはもちろん、防弾チョッキもなしに銃の前に身を晒す特命係のお二人が素晴らしいと思いました。右京さんも亀山君もカコイイ!