そのためのeveです。

巻末の貞本義行インタビュー、碇シンジの声についての話、のためだけに近所のブクオフで購入。*1

とりあえずその該当箇所をいつもより念入りに引用(改行は読みやすさを考えてこちらで勝手にやりました)

───デザインされたときは性格とか設定とかだいたいのところはわかってても、やっぱり動いて声が入って、テレビで見ると感じが違うものとかありますか。
 それが意外と僕の場合ないんですよね。イメージに近い通りの声がつくんですよ、いつも。「ああ、違和感ないなあ」みたいな。
逆に今回一番イメージ無かったのはシンジなんです。庵野さんが「緒方しかいない」と、『セーラームーン』の劇場版を出してきたんでそれ聞いて「ああ、なるほどねェ。あうかもしれないなあ」とは思いましたけど、1話のアフレコのときまでイメージ無かったんです。でもアフレコ聞いて「バッチリだねえ。これは収穫収穫」って感じでしたね。
とは言っても声ですから、全体的にちょっとずつ僕のイメージからはズレてはいるんですけど、まあそれは仕方ないんですよ。自分の中の理想の声っていうのは存在しないんですから。でも全体にかなり自分のイメージに近くて、「これは違うなあ」というのは無かったですね。
ただ本当シンジに関してだけはイメージ自体があやふやだった分だけ、緒方さんの声が入ってバシーッと決まりましたね。

eve 2015年の女神たち―新世紀エヴァンゲリオンPHOTO FILE、P63貞本義行インタビューより

この記述のために500円払ったといえよう。庵野氏が出してきたのはセーラームーンRの劇場版ですな。名作。地場衛の少年時代が声:緒方恵美。衛さんのくせにとてもショタ可愛いくてかわいそうでモエ!あとロリうさぎちゃんのかわいさは極上!三石さんのロリボイスもいいなあ〜。

この本自体の感想

  • 綾波ミサトさんは鈴木作画が、アスカとリツコさんは本田作画がいいと思いました。
  • 巻末に初期設定イラストがついてる。アスカは初期設定の方が断然好み。かわいい!
  • シンジ君の初期設定は覇気のない蒼月潮のようだ。
  • フィギュア紹介もある。海洋堂の点滴ベッドつき綾波の本気加減はやっぱりスゴイ。昨今のキャラ見失った萌え系綾波フィギュアなんて足元にも及ばない。
  • つーか、わかってたことだが女子ばっかりで物足りない。
  • よーし新世紀エヴァンゲリオンPHOTO FILE 02 ADAM―2015年の戦士たちも見ちゃうぞー。
  • ↑テンションがあがったという。

*1:ちなみに500円だった。今アマゾン見たら中古価格一円。送料入れてもこっちの方が安かった…。でもオビがついてたからいいか。←シト新生公開記念とか書いてある。時代を感じる。