エヴァ 第弐拾壱話「ネルフ、誕生」

今日も今日とてアニマックスでエヴァを見たよ。そして大混乱した。

ビデオ版の追加シーンはなくて、尺はテレビ版だったが、明らかに作画修正されてるビデオ版な箇所があってテレビ版そのままではないエヴァ!ああ落ち着かない。なんとなくきもちわるい。なんだこの謎のバージョンは。リニューアルDVDにはこういう形でおさめられているのだろうか??それともアニマックス放映用の特別バージョン??ここで一人考えていても全く埒が明かないので今度リニュ版DVDをレンタル屋で借りてこよう…。


ネルフ、誕生」の見所ってやつぁ、シンジスキー的には、ユイさんが実験につれてきた3歳のシンたんですよ。3歳の彼は、人見知りしない、よく笑う可愛い子で、あのままユイさんが健在でずっと愛されている実感を持ったまま育ってれば凄まじい安定感のある人物になりそうであります。でも、ガラス越しに満面の笑顔で、母親に手を振ったその直後、母はエヴァに取り込まれて物理的融合してしまうわけで…。その後「先生」の所に預けられ父親に顧みられないわけで…。もしかしてあれが最後のシンジ君の心からの笑顔だったのかもしれないと思うと泣ける…。と思うのも本当の私ですが、うっひょーこの3歳シンたんの緒方さんの笑い声の演技って最高可愛い!可愛すぎる!と思うのも本当の私で、人は心の中にもう一人の自分を(以下略


ラストにちょっとだけ出てくる14歳シンジ君も当然見所。サルベージされてから初の登場であります。彼は自分がエヴァに溶けてた事をどう思ってるんだろう…。サルベージ直後は色々検査とかあったんだろうなあ。そういうの見たかったなあ!

シンジ君は自室では音楽を聴くかベッドに寝ころぶかしか行動の選択肢がないみたい。何かを読んでいるシーンはいつもリビングかダイニングです。あの裸電球の光量じゃあ本は読みにくそうですよな。

加持さんの最後の留守電メッセージを聞いて泣き崩れるミサトさんを見て「何も言えない…子供なんだと…僕はわかった」ってモノローグ。恋人が永遠に失われたことを知って悲嘆にくれている人に、何を言ったらいいのか私も全然わからないであります。あの時のミサトさんになんか声掛けられる人っているのか?それが出来るのが大人だというなら、私は大人になど永遠になれなさそうですよ。


この回の好きなシーンはゲンドウが「冬月、オレと一緒に人類の新たな歴史を作らないか」って言うとこ。なんでいきなり呼び捨てやねん。あと、勝ち誇ったように冬月さんに、結婚しましたハガキを渡すゲンドウのシーンもやたらおもしろい。