第参話「鳴らない、電話」

3月18日にアニマックスでやってたので見た第参話の感想ですよ。

第参話のシンジ君は無理矢理エヴァパイロットにされて、そりゃもうテンション最底(「さいそこ」と読みたいところ)で、常に生気の無い顔ですべてを諦めたように他人の言うなりで、申し訳ないがモエでモエでしょうないです。…もしかして特殊嗜好ですか?だってあの力無いしゃべり方が好きすぎるんだ。

以下、箇条書きでいきます。

  • エヴァの操縦って覚えることがいっぱいある。操作法とか兵装ビルの配置とかエヴァの出現位置とか。大変だなあサードチルドレン。
  • シンジ君に「もう朝なんですけど。」って力無く起こしてもらえてゴミ出しまでしてもらえる葛城一尉がとてつもなく羨ましい今日この頃。(いつも)
  • トウジが二週間も休んでるのにあんまり心配じゃなさそうなケンスケ。割とドライ。ベタベタしない友達関係ってことなのか。
  • 「碇君があのロボットのパイロットというのはホント?」パソ通で聞かれて素直に正直に答える碇君。ちょっと、それ…守秘義務とかいいんですかい。でも、一応エヴァのことを細々と聞かれたことに対しては「そういうの、秘密で」って答えてるから、パイロットであることをあかすことまではOKなんだなきっと。嘘がつけない碇君かわいいな。急にクラスメイトに囲まれてとまどう碇君かわいいな。あのクラスメイトの一人になりたいよ。それでプライベートな質問をしまくりたいよ。好きな食べ物は?とか好きな色は?とかそういう些細なの。ところで、「どうやって選ばれたの?」ってやけに核心をつく質問をするクラスメイト。正直に答えると「3年会ってない実の父親に急に呼び出されて問答無用でわけもわからずパイロットにされた」ですよ。確かにこれは答えられん!
  • 正直者だったために、トウジに殴られました。2回も。顔はやめて!とかワケのわかならいことを思う私。だからといってお腹とかでもイヤだが。結論から言うと、殴るのはやめてあげて!ってことですね。地面にたたきつけられ鼻血がでるほどの殴打ってものすごく痛そう…。また、トウジに、ヒョイって軽そうに胸ぐら掴まれて持ち上げられちゃうんだシンジ君。彼がすごく軽いのかトウジがすごい腕力なのか。その両方か。
  • 使徒がやってきたのでパイロットは戦闘に。一般人は地下シェルターに避難。シェルターにてトウジに「わしら二人、便所や」って言われ振り返ったときの委員長の顔がやたら怖いのが心に残りまくり。もう「ああん?」って感じですよ。本当は可愛い娘なのに、ここだけすごく険のある顔に描かれててひどいや。
  • 苦戦するエヴァが第4使徒シャムシエルにぶん投げられた落下地点にシェルター抜け出したトウジとケンスケ。ちょっと位置がずれてたら死んでたかもしれない。シンジ君がゾッとするのも当然だ。このシーン、二人がいるから戦えないので、ずっとシャムシエルの光る鞭みたいな触手を掴んだままなんですよね。エヴァの手が焼けただれてるから相当痛そう…!とてもとても気の毒なのです。
  • ミサトさんがエントリープラグに二人を回収するとか、それをリツコさんが越権行為だとか言ってる間、後ろにいるオペレーター伊吹マヤさんがすごくポケっとした顔でそのやりとりを見てるのが大変おもしろかった。どうしちゃったのマヤちゃん。
  • 撤退しろ、逃げろ、と言われてシンジ君の中のスイッチが入っちゃった。使徒に向かって玉砕覚悟で突っ込んでいく。もう極限まで追いつめられてキレちゃったってことかなあ…。この辺のシンジ君の心理はマンガ版の方がわかりやすくなってますね。反抗したいお年頃ってやつで。でも、アニメの方はもっと切実なものを感じる。脅迫観念的なやつ。
  • 突撃する際、エヴァは胴体を使徒の二本の触手で貫かれています。内臓貫通の痛み×2カ所!それプラスさっき触手掴んで焼けただれた手の痛み。想像するだに痛そうすぎる!そしてコアにプログナイフを突き立てている間の悲痛な叫びがまた…!シンジ君が辛そうすぎてもう見てらんない。(いや、見るけど)初見時、こんなに真に迫った絶叫をアニメで聞いたのは始めてだと思った。エヴァ活動限界が先か使徒殲滅が先かカウントダウンに本気でハラハラドキドキした。
  • 使徒を倒し、電源が切れて暗くなったエヴァのエントリープラグ内で静かに嗚咽するシンジ君…。もうかわいそうすぎる!それを言葉なく見るトウジとケンスケ。これ見ちゃったらもう彼を責めることなんか出来ないですよな。つうかこの瞬間、二人はオチたな…と思いました。庇護欲をそそる魔性のかわいこちゃん碇シンジ君…!
  • 三日も転校生のことを考えて悶々としちゃってますよトウジ。そして、当然のように転校生の電話番号を知っているケンスケ。二人ともやるな!って感じです。でも、結局電話しないトウジ。電話してあげてよ…。いや、電話しにくい気持ちはわかるが。