ミステリート ディティクティブ・バケーション(ファンディスク)

アマゾンに再入荷したみたいでやっと入手できましたよ。

ぶっちゃけ完全新作のはずの第5話は期待はずれでした。以前に公式サイトで公開されていたという3.5話の女装デビュー話はなかなか良かったであります。短いけど。
5分間ミステリーみたいな「究極難度!?読者への挑戦」。声も絵もない短いノベルゲーが28コ。シナリオに出来不出来はあるけどこれが一番おもしろかった。
サウンドドラマはバカ話で愉快。ただ短い。
システムボイスとか壁紙とかもある。かおる君のシステムボイスうれしい。重くなるから絶対使わないが。


以下、だらだらと感想。
ミステリート本編のネタバレになるのでご注意。



「第5話 民宿は殺しの香り」
時系列的に本編の続きにあたる。みなさんで休暇旅行。そこで巻き込まれる事件。
プレイヤーはただ読むだけ。個人的にセリフを送るしかやることがないものをゲームとは呼べない。これぞ電脳紙芝居。原画さんが違う人でせっかくの新女装(今回は浴衣美少女)も艶っぽさが足りなくて残念。何より残念なのがお話だッ!これで本当にクラスAなのか八十神かおる!最後まで真相に気がつかないままなのにはガッカリですよ。どんどんアホになってないかこの子。やはり本編第2話で一日に2回も意識飛ぶほどぶん殴られたのがきいてるのかなあーと可哀想になってきた。


「第3.5話 女装デビューはホロ苦い思い出」
こっちは一応推理して入力するとこがあったのでゲームと認定。一カ所だけだが。
クラスB時代のかおる君というだけでハァハァ出来ますね。本編から1年半ほど前の、始めての女装が語られます。16才か17才かなあ?緒方さんも若干幼い声で演技をなさってて凄まじく可愛い。ジャスティスの事務所をでて最初に声をかけたのがコナー局長だったんですって!コナー局長の本当の思惑とか考えると複雑ですがここは素直にモエておこう。あと、マイちゃんとほのぼのしてんのも良い感じ。


「究極難度!?プレイヤーへの挑戦」
なかなか面白かったです。絵も声もないノベルゲー。
全部で28個問題があるが、難易度とシナリオの出来不出来に差がありまくり。難しいやつはもう暗号はいいよーという気持ちにさせられ、簡単なヤツは、あまりの簡単さになめてるのかーと言いたくなるという。わがままでごめんなさい。

ドラマ相棒スキーとしては、「File:004 コレクター」が、相棒第4シーズン・15話「殺人セレブ」のまんまで、「File:014 アレルギー」が相棒第4シーズン・12話「緑の殺意」そっくりそのままだったのはいただけないなあ…。

かおる君の過去話がかいま見られたのは素直に嬉しかった。ジャスティスの事務所にいくまえのお話「File:001 ジュエルとかおる#1」とジャスティスの事務所で活躍中の「File:002 ジュエルとかおる#2」がすごく良かったです。たぶんこの2編は本編のシナリオライターさん作だろうと推測。
まだ子供だけど才気走ってるかおる君の描写が絶妙。内に秘めた復讐への決意とか、見ててハラハラさせられる。この危うさがかおる君の魅力なんじゃよなー。ジュエルさんも素敵な大人の女性で魅力的。かおる君に「ジュエルに勝ったら探偵事務所で飼ってやる」とか言ったらしいジャスティスさんエロ杉。 ただ、「File:1」の暗号の理不尽な難易度にいきなりくじけそうになりました。解けたときは達成感がありましたわい。


あと、七尾ちゃんとほのぼの仲良く探偵事務所、頻繁にコナー局長が訪れる、みたいな時代の話もあってオイラ大喜び。この時代でも一本ゲーム作ればいいと思うよ。

「File:028 テロ決行時刻」はもうわからなすぎて適当に入力したら当たった。暗号はもうお腹いっぱい。当分暗号のことは考えたくない。


かおる君の過去設定が本編とかファンディスクでちらちら出て来てるのだが、なんとなく曖昧なので公式にちゃんとまとめて年表にして欲しい…。


ジャスティスと始めて会ったのは本編の10数年前。年齢一桁。
ジャスティスの事務所に入る前はクラスBのエマ・デスラーという探偵のところにいて、すでに自身もクラスBだった。
本編の1年半前にはもうジャスティスの事務所を飛び出していた。


一応、私が今覚えてるのは上記のような感じ。一体クラスBになったのは何才の時だったのか、ジャスティスの事務所にいたのはどのくらいの期間だったのか非常に気になっています。