敦煌莫高窟 美の全貌 「天空の神々 <第249窟>」

NHKBSでたまに見る番組。敦煌莫高窟の洞窟を一個一個、紹介していく10分番組。*1ナレーションは佐藤浩市氏。渋くて素敵。

249窟の天井にはいろんな神々や空想上の動物が描いてあるのだが、その中に「開明」という獣がいて、「虎の体に人の頭が13個ついている」というすごいことになっていた。頭、多すぎだろ!どう考えても!昔の人の想像力すごすぎる。
実際の絵をお見せできないのが残念ですが、人の頭13個はとにかく描くのが大変そうでした。頭、重なってずらっと一列に連なってて一見なんだかよくわからない。

あまりにもすごいインパクトだったので開明を検索して調べてみたら

開明獣(かいめいじゅう)は、中国に伝わる神獣。 天界の王たる天帝が住む崑崙山の宮殿で、9ある門の内、東側の正門である「開明門」の門番をしているとされる。 虎の体に人間の頭で9本の尾を持つとも、虎の体に人の顔を9個持つとも言われる。
開明獣 - Wikipedia

ということで、通常は9個らしい。
莫高窟のやつはサービス増量中なのだな。

*1:莫高窟には洞窟が600個ぐらいあるらしいが、全部やるのか?ということがとても気になっている。