週刊少年ジャンプ 43号 の主にサイレンについてネタバレ感想

新連載「アスクレピオス」割りとおもしろく読みましたが今までの傾向からしてジャンプで中世ヨーロッパは鬼門のような気がしてならない…。がんばれ−！
あと、ヒメコは黒髪の方が断然好みだぜちきしょー！（スケットダンス一言感想）

以下、今週のPSYREN -サイレン-の感想。当然ネタバレ。（サイレンの感想なのに何故か全体的に蔵馬の話をしています。…あれ？）

今週のサイレンの雨宮桜子さんが超蔵馬！正確には、巻原に寄生した戸愚呂兄戦の蔵馬！具体的には、下衆な敵相手に、ボッコボコにやられたと見せかけて「今何かしたか？」的セリフで復活！実は幻覚でしたー指一本触れさせずに圧勝！！（見下しつつ）
というパターンが超蔵馬だったわけですが、いや、別にパクリだとか言ってるわけじゃなく、「実は幻覚で圧勝」パターンは、たぶん昔から腐るほどあるでしょう。自分がそのパターンを心に強くすり込まれたのが戸愚呂兄VS蔵馬だったので、真っ先にそれを思い出すというだけです。
（そして雨宮さんはざっくり敵の息の根を止めてますが、蔵馬の方は永遠に自分の幻影と戦わせるというえげつない勝ち方なのでさすがの酷さだと思いました）

でもパターン別にしても、雨宮さんの冷酷な強さ美しさに蔵馬を彷彿としてムッハー！となったのは正直なところ。ほら、私って連載当時からの筋金入りの蔵馬ファンじゃないですか。（じゃないですか話法）
長年ジャンプ読んできてますが、ここまで蔵馬っぽい勝ち方のキャラは久々に見た気がするんだぜ。しかもそれが女子キャラ。もう雨宮さんに惚れざるを得ない。すでに好きだったんですけれどもっと大好きになった。今週のジャンプで一番かっこいいんじゃね？

この、ピンチの次の週、策略で逆転勝ち（キメゼリフ付きで）という二回構成の戦闘が私が一番ハマってジャンプ読んでた頃のジャンプマンガの黄金セオリーな感じで全く素晴らしい。とても心躍りました。いや、最近もあるのかもしれないんですけど、前の方に載ってるバトル展開やってる人気マンガ達についていけてないもんで…。若者文化適応失敗。

このサイレンというマンガには、他にも、中身は全く似てないのだが、外見がとても蔵馬を彷彿とさせるキャラがいて困ってしまいます。望月朧さんというアイドル俳優さんで、劇中でイケメン設定なのに、現実で居たら絶対微妙だろ！っていうもっさり長髪なところがすごい似てる気がするんですよ。全体のシルエットが似ているというか。
でも中身が全然違うからなんか混乱するという。困るぜ。勝手に私が困ってるだけなんですが。朧さんは朧さんでなかなかおもしろい変人（変態？）キャラなんですがね。とりあえず言いたいことは髪を切れってことです。

それにしても、雨宮さんがこんなにもナイスキャラなのに*1…掲載位置がすでに危険域…！いやだー打ち切りはいやだー！
いつもハマるジャンプマンガは巻末に近いやつばかりです…。

*1:上記で蔵馬っぽいを連発していますがそう思ったのは今週だけです。普段の彼女は猛烈に精神不安定で、見てるこっちが不安になるかわいさ。つまり新ジャンル不安かわいい。