3回目の破

初日に見た時はTOHOシネマズ泉北、音が小さい気がしたんですが、今回はイイ感じだった。音量が実際に変わったのか、私の耳がおかしくてただの気のせいだったのか、それとも席の位置によって聞こえ方がちがうのか?

夜の回を見たが、お客さんが少ないなあ…今回は上映館が増えたので分散しているのか…。いっぱいお客さんがいるとこで皆さんの反応も込みで楽しみたいというのに…!やっぱり都会の映画館まで脚を伸ばすべきか。

以下、ネタバレな感想


グッズが初日に比べて減っていた。モノリス時計は(つい、勢いで)買ったが、ロンギヌスの槍ペーパーナイフは買わなかったので、売り切れてて微妙に残念。
でも、初日一緒に行った友が買ったので、パンフの袋とじをロンギヌスの槍ペーパーナイフを借りて切らせてもらったことは良い記念になった。すごい使いにくかったよ!ロンギヌスの槍ペーパーナイフ。

破、3回目なのに全くだれるところがない…気に入った映画は結構何回も見る派ですが、こんな映画は初めてです。恐るべきテンポと密度とクオリティ…。もっと見たい…!でもあんまり見てこのすごい映像を覚えきって馴染んでしまうのもイヤだ…!というジレンマ。でも見に行くんだけどな。だって前売り券二枚あるけど何故かまだ全く使ってないわけですよ。

はやくいっぱい見ておかないと大きなスクリーンでやってくれるのは最初らへんだけで、ハリポタさんとか、ごくせんさんとかが上映開始すると小さいスクリーンにまわされれちゃうだろうから見るなら今のうちなんだよなあ…。


初日に2回見たわけですが、2回ともラストの「翼をください」がかかるあたりで、あまりの展開と、画のテンションとクオリティになんかわけわからんようになって、緒方さんの演技を落ち着いて聞けてなかったので、今回はなるべく注意深く聞いてみたつもり。
…まごう事なき神演技でした。あの叫び、ひとつひとつの半端ない説得力よ!あのテンション高い演出と、あのインパクト大の挿入歌と、緒方さんや林原さん達の神演技によって、一連のシーンはすんごい高エネルギーを放っているわけですね。

一回目見た時はあまりにも今までの碇シンジ君のイメージと違って戸惑ったんですが、2回目見た時は、成長フラグを折られなければ、碇シンジ君はやっぱり出来る子だったんだなあ…と感慨深かった。テレビ版と旧劇場版の成長フラグの折りっぷりは異常。

シンジ君の台詞を耳に焼き付けようと思って必死こいて聞いたつもりだったが、これを書いてる今、刻々と忘れていくのでまた見たい。今ほど、映画館が隣にあればいいのに!と思ったことはない。

14年たって碇君はすごい成長を成し遂げたのに、自分はただダメなまま年をとって古くなっていくだけでなんというか、世界にたいして申し訳ない気持ちに。でも、こんなすごい映画が見られて生きてて良かったなあ−!!!とも思った。