ATOM 吹き替え版 見てきた!

結論からいうと、想像していたよりおもしろかったよ!原作の要素を上手くまとめて良く出来てたと思う。10月10日公開なのにすでに一日一回上映のペースなのはかわいそうだ…。そんなダメな映画じゃないよ!手塚好きなら見ればいいと思うよ!

アトムなので、やはり当然のように可哀相でした。自分で作っといて、息子と違うから要らんって…いつ見ても酷いや天馬博士!でも最後には和解したので良かった。本当に良かった。やっぱり父と子は仲良いのが一番ですよ!

しかし、天馬博士の吹き替えの役所広司のセリフの聞き取りづらさが酷かった。アトムの上戸彩はカナリがんばってて、かわいくて凛々しい少年声で、素直に賞賛したい良い仕事だったのに、まさか役所広司が足を引っ張るとは!誰か大和田伸也つれてこい!ってずっと思いながら見てた。

アトムが難しい計算を難なくこなすところを見守る天馬博士の「よし!いいぞ…よし!」みたいな声が異様にハァハァしてる感じだったと、一緒に見に行った友人が何度も強調して繰り返すので、この映画に対して、そのいかがわしい印象が一番強く残ってしまった。なんてこったい!

CG顔のヒゲオヤジは全然似てないし、おまけにチラッとしか出てこないのに声が富田耕生なのでヒゲオヤジとわかるのだった!この点に関しては吹き替えで見てよかったなあーと思った。ハムエッグが内海賢二っていうのはどっちかというとランプっぽい感じがした…とかなんとか。

私の最大の関心事であったお茶の水博士の鼻ですが、残念な鼻でした。まず、お茶の水にしては鼻が小さすぎます。固そうだし。もっと地球の重力に逆らってぷるんぷるんしてくれないと…!こんな事で残念がってるのは日本に3人ぐらいかもしれませんが(あと2人ぐらいはいると思いたい)

全体的に、個性豊かなロボキャラがかわいかった。CGアトムの顔も見慣れてくるとかわいいし、アトム以外のロボもみんないい味だしてた。もっとロボが見たい。続きがあってもいいような終わり方だったし、続編やるなら見たいけど…ムリかなあ…。