相棒4 14話アゲハ蝶

メインの事件の話自体は相棒でいうと中ぐらいの出来じゃのうーと思う。でもそんなことはもうどうでもいい。

この話は右京さんがオークションで「一億!」と言い放つシーンがやりたかっただけに違いないよ。全く落札する気がないのに値をつり上げるだけつり上げる様はまさに鬼以外の何物でもなかったです。蝶カッコよかったです。


あとは、さらに磨きがかかった伊丹の亀センサーがすげえ!とか課長は相変わらずヒマそうで良い味出してるなあとか。亀&鑑識さんは小さい頃虫博士と呼ばれていた仲間か!とか。虫には詳しくない右京さんの幼少時代はやっぱずっと書庫にこもりっぱなし?とか色々愉快だった。キャラネタが力はいってたな。


あ、そうそうわすれちゃいけない蝶マニア。良かったなあ良かったなあ。蝶マニア的には素晴らしいハッピーエンドでしたな。執念勝ち。ええ話や(そうか?)この蝶マニア、一見常軌を逸しているのだが、どうしても欲しいレアな蝶は、お金をちゃんと用意して、持ち主に頼み込んで売ってもらおうとしたり、それが叶わなければ自分で捕獲しようとしたり、正攻法で手に入れようとするなかなか見上げた心意気でしたよ。ただ、言動がイっちゃってるのでどうしてもおかしい人にしか見えないが。


相棒特集カラー4ページが載っているという素晴らしい雑誌、TVnaviも買いました!良い仕事であります。右京さんと亀山君の中の人対談は仲良すぎてどうしようかと思うよ。どうもしなくていいよ。レギュラー陣の皆さんのインタビューとか、用語辞典とか充実してて相棒ファンなら絶対買いですよ。あの、いつも特命係を覗いている二人の刑事の名前をこの記事で初めて知りました!