第弐拾四話「最後のシ者」

アニマックス6時からの放映を見たのですが何故か今日に限って祖母が隣で色々話しかけてきて集中出来なかったぜ…。まあアホほど繰り返し見てるから新鮮味が無いというのあるか。一回エヴァの内容を全部忘れて最初から見てみたいなあ。でも、もう一回劇場版で同じぐらい凹みまくるのはイヤだなあ。今だったら意外と大丈夫かなあ。


というわけで、今日は、夕日の湖畔で素敵な鼻歌口デカ少年と出会って、一緒にお風呂に入って一緒に寝て、扼殺しちゃうシンジ君でありました。要約するとイヤな感じ…。


ちゃんとテレビ版で安心。
ビデオ版追加シーンは余計なお世話っつうか、作画が濃すぎるつうか…。特にイヤなのが、ラングレーが壊れた決定的原因がシンジ君が加持さんの事教えたせいだったみたいな後付シーン。どう考えても、あの弐拾四話のシンジ君そんなことがあった人とは思えない。そんなことがあったのなら「どこに行ったんだろ…アスカ」とかそんな程度の心配じゃないはずだ。劇場版のあの異常に愛憎の確執があったかのような二人*1に繋げるためにまたしても改変がッ!我慢ならんのじゃよー。

あ、すいませんつい取り乱しました。


気を取り直して、モエを語ろう。この回はもうモエの固まりですからなあ。(鬱ラストでもあるが)渚と一緒の碇シンジ君は常にかわいい照れ顔でモエ死ぬよ。初対面のあのシーン「僕も、あの、シ、シンジでいいよ」ってアレ、ビデオ版の方のシンジきゅんは頬赤らめてて照れ度アップしててなんか見てるこっちが照れますよ。

今回見て、気になったのは渚の人の話法ですよ。あの人、いつも発言が唐突だ。

「歌はいいね(中略)そう感じないか?碇シンジ君」

   いきなり鼻歌。いきなり話しかけ、いきなり名前を呼ぶ

「帰る家、ホームがあるという事実は幸せにつながる。良いことだよ」
「そうかな…」
「僕は君ともっと話がしたいな。一緒に行っていいかい?」
「え?」
「シャワーだよ」

   いきなり話が戻る。

「ただ、忘れることが出来るから人は生きていけるのさ」

   いきなり手を握る(あ、これは話法じゃないや)

「もう寝なきゃ」
「君と?」

   なんでいきなりそういう発想だ。

「人間が嫌いなのかい?」
「別に…どうでもよかったんだと思う。ただ、父さんは嫌いだった」
「僕は君に逢うために生まれてきたのかもしれない」

   キングオブいきなり。


会話しづらそうな人だなあ。少ない時間で色々手早くやらないといけないから焦ってるのか?


ターミナルドグマでの弐号機との戦闘シーンは色々シンジ君の動きが描き足されて細やかになってるから珍しくもビデオ版の方が好きッス。他は全部テレビ版で、弐号機追撃シーンだけビデオ版というバージョンがあったら自分的に最強なんですが。

*1:テレビシリーズでは特になかったのに