エヴァンゲリオンクロニクル1と2

定期購読申し込んでたのが届きました!創刊号では碇シンジ君が取り上げられているのでドキドキしながら開いてみたよ。描きおろしイラストで一ページ、設定資料に色を付けた絵と解説の文章で3ページ、の計4ページ、全部シンジ君のことだけでうまっているので想像以上にテンション上がりました。素晴らしいな!


描きおろしイラストは、ちょっと貞絵とは絵柄が違う気もするけど、かわいいからいいや。第壱話冒頭の、リュックをしょって、鞄を片手に持ち、ミサトさんからの写真を見ている時のシンジ君ですな。ちゃんと第壱話冒頭でしかしてない腕時計もしてるとこがグッジョブです。


解説の文章にはちと疑問もあります。*1「義務感の他に、人類の救世主というポジションが居心地の良い場所だったため初号機パイロットになることを選択したともいえる(要約)」とかあるんですが、私にはあんま居心地良かった風に見えないなあ。だいたい、彼は自分で初号機パイロットになることを選択しただろうか。(拾九話以前の話ね)周囲からやるのが当然という感じで押しつけられてなかったか。エヴァに乗れるのは他には重傷を負った少女が一人ってあの状況に選択肢なんてあったのかアレ。


(↑ここまで書いて、しばらくテレビ見てた。NHK「恐竜vほ乳類」 
「我々ほ乳類は〜」ってものすごく大きなくくりで話を進めるのが愉快。ただ、途中で眠くなって寝た。半分以上寝てた。)


上の文章を書いて、しばらくたって考えると、「エヴァに乗るとみんなが褒めてくれるんだ」みたいなアレがエヴァクロニクルがいうところの「救世主という居心地の良いポジション」っていうやつだったのかなあーと思った。それだったら納得なんだが、あの書き方だと、自分が世界を救ってるんだよ感謝しろよ!みたいな気持ちでいるような感じに思えたもんでなあ。それは碇シンジじゃないもんなあ。


あと、創刊号でもう一つ気になるのはシンジ君が聞いてるSDATの液晶に表示されてるトラックがいつも25か26なので特定の曲に固執することが性格を表している…っていうナニ。流石にそれは考えすぎじゃないスかねエヴァクロニクルさん。それこそ作画の手間っていうやつじゃないですか。だって、かかってる曲はいつも違いますよ?作劇上の都合に、劇中での理屈を考えてみるのが好きな私でもそれはないと思った。


2号は、壱話に出てた国連軍の軍人さんが特集されてたのが嬉しかったよ。鉛筆折る軍人さんが好きだー。


エヴァクロニクルさんは、一冊は薄いけど読むとこがいっぱいあって大変です。まだシンジ君関係以外ほとんど読んでません。これが毎月2冊ずつ…読める気がしねえー!

*1:はてなキーワードの「碇シンジ」解説文の方が適切だと思う。