ペルソナ3 クリアした。

以下、ラスボスとかEDとか天田君中心感想。
激ネタバレ






やっちゃった!
うっかりレベルを上げすぎてラスボス楽勝してもたー。(主人公と天田君のレベルが95他の仲間が皆さんだいたい80くらい)

あまりにも簡単に倒せたので、もう一段階あるんじゃないかと思ってたらあれよあれよとエンディング。感動とかする前に、アレ?これでおしまい??みたいな拍子抜けな気持ちでEDを見るハメに。それでも、一応ルシフェルとサタンのミックスレイド、ハルマゲドンは封印して挑んだんですよ…。あの技は強力すぎてゲームバランスを著しく損なうのでご利用は計画的に。

ラスボス前に仲間の皆さんが準備はしておけ出来るだけ強くなっとけって脅すかのようにくりかえし言うからー。必要以上に警戒してレベルあげてしまいましたよ…。

クリアまでの総ゲーム時間が111時間だった。何故こんなに時間がかかってるのか自分でも謎。


当然ラスボス戦までずっと天田君を使い続けたよ。
決戦前、寮で話しかけると本当はブラックコーヒーは苦いってことを話してくれたし、ラスボス前、出撃メンバーを選ぶ場面では「正直、怖いです」って本音を言ってくれてすごい嬉しかった!一緒に暮らして、いろんなことを一緒に乗り越えたからこそ強がらないで本音を話してくれるようになったんだなあーと。


あと、ラスボスさんの圧力で、皆さん床にべたーんってなってるとき、わざわざアニメーションムービーで真田さんが「天田!」って心配して叫んでくれたのが大変嬉しかった。


今までMAXにしたコミュの皆さんの絆の力で元気玉的展開には燃えました。余命幾ばくもなかった青年まで、また顔出してくれて嬉しかったなあ。そして、ニュクス倒して、影時間の記憶がなくなって、でも思い出して、約束した場所にみんな来てくれるというED。良かったなあ良かったなあ。卒業式途中でぶっちぎるのはどうか?とも思うけどな。


概ね良いEDでしたが、天田君の出番が最後の一瞬しかないってどういうことだ!!このまま出てこないんじゃないかとドキドキしちゃったよう。

ラスト、いきなりアイギスが主人公膝枕したりしてヒロイン然として出張ってきたのでビックリした。ちゃんとその前からメインヒロイン伏線はってたんだろうけど、天田君にばかり注目してたので、印象弱かったのよなー。私の中ではゆかりッチの方がヒロインぽかったもので。アイギスは前半の軍隊口調の方がキャラが立ってて好きだ。

世間様的には、天田君こそ印象弱いんだろうけど、私にとってはメインストーリーは復讐のち前向きっていうドラマチック小学生でしたよ。10月4日までの、内に復讐の暗い炎を燃やす天田君も良いし、10月5日以降の、亡き人の遺志をついで前を向いて生きる天田君も素敵だな。


10月4日の荒垣さんを呼び出すイベントが天田君最大の見せ場ですからな。そこが私の中ではクライマックス!(早いな)それにしても「今まで生きてきて良いことなんてひとつもなかった」って言い切っちゃう小学生って…。「生きてる匂いがしない」って言われちゃう小学生って…。

お母さんが亡くなってからはもちろん、お母さんが生きてた頃もあんまり良い環境じゃなかったのかなあ…。そんな天田君が課外活動部の寮生活で仲間とわいわい過ごせてよかったなあーととても思った。


ところで、ちょっと疑問なのですが、荒垣さんが自分をかばって死んだことで、お母さんを殺したという事実は水に流されちゃったのでしょうかな。いくら、本人がすごく良い人で、わざとじゃなかったとはいえ殺したのは本当なのだから、それとこれとは別じゃね?

実は荒垣さんの責任じゃなかった、とかそういうフォローが入るのだとばかり思ってたので、特にそういうのもなく、なし崩し的に立派な人だった…みたいな扱いで、ちょっとひっかかった。

幾月さんが後で言っていた「天田君のお母さんがシャドウの元だった」とかいう話がフォローにあたるんだろうか…?わかりづらいなあ。

というか、荒垣さんほどの人だったら、すぐに天田少年に詫びを入れにいきそうなもんなのに、課外活動部で再会するまで姿をくらましていたのは何故なのかー。事故があった日からしばらく荒垣さんは意識なくて、天田君はその間にどっかよそに引き取られて行方がわからなくなっていた…とかそういうことか?もうちょっと詳しい事情を知りたいなあ。


EDスタッフロールのキャスト欄、石田彰氏が4役くらいやっててなんという石田ゲーなのか!と思った。綾時くんはどうしても渚のシトを思い出させるキャラでありました。さあ僕を消してくれ系。天田君との絡みが少しはあれば良かったのになあ!

そしてクリアして今、一番強く思うことは、発売前に雑誌に載ってた天田君の設定「女性に対して恥ずかしがり屋」ってのはどこに消えたの!?ということでした。それすごく見たかったな…。