ペルソナ3 Vol.1 Daylight

ゲームのスタッフさんが関わってるだけあって、ゲーム本編のイメージそのまま抜け出してきたような課外活動部の面々の穏やかな日常が描かれててとても良い出来のドラマCDだと思いました。ゲーム中では声がついていなかったコミュキャラクターもイメージにあう声優を選んであるなあ。ちゃんとべべが「〜ディス」って言ってて中の人はさぞかし喋りにくいだろうなと思った。

ゲーム中ではほとんど喋らない主人公(声・石田彰)の「どうでもいい」がちゃんと声つきで聞けて大喜び。これがまた本当にどうでもよさそうに言ってくれるのです。そうそう、主人公はこんな感じ。他のキャラも各々の持ち味が炸裂しまくりで大変楽しゅうございます。

私的に最大の関心事であるところの、天田君の出番ですが、とても悲観的に、ほとんど出番ないんじゃね?ぐらいの予想をしていたのでこれぐらい出てくれてたら御の字です。しかもただ出てるだけじゃなくて色々おいしい…!荒垣さんとのあれやこれやとか。荒垣さんは天田君を気にかけまくりです。すてきだ。*1
主人公も、さりげに天田君を気遣ったりして、さすがゲーム中の私の分身だっただけある!よくやった!あとキャスティング的にカヲシンじゃよーとかいつものように思った。今回はご両人の声音もそれっぽいぜ。


以下、モエ転がるしかない天田君の素敵語録(ネタバレを含みます)

「夜ごはん買いに、コンビニにでもいこうかなって。」*2
「疲れてませんよ!僕。」
「だっこはヤです!せめておぶってください。」
「僕、にんじん食べられます!」
「ケチャップごはんが好きなんです。」

本人が「子供じゃないです」って言えば言うほど子供らしさが強調されちゃってかわいいったらない天田君ですよ。ゲーム中では声なしのテキストで表示されてて本当に子供らしくない感じに見えた天田君の日常会話セリフ、声がつくと、小さい体でムリして頑張ってる感がみなぎってかわいさが桁違いですよ。緒方さんいつもながらグッジョブ!!
好きな食べ物はオムライスって…!ケチャップごはんが好きって…!お寿司も玉子が好きらしいし、この子は本当は超直球お子様味覚の持ち主なのではないだろうか。なのにムリしてブラックコーヒー飲んでるんだなあ。泣かす。

おまけ。あんたアホだろ!と叫びたくなる真田さん語録

「オレの食事にもバリエーションを希望する!」

自分で牛丼ばっかり買ってきてるくせに、コロマルにエサを作ってやった荒垣さんにたいしてこの言いぐさ。アホだ。

*1:でも、最後ああなるってわかってるから切ないな…

*2:「よるごはん」という言い方がなんかかわいい