ルパン三世 テレビスペシャル「霧のエリューシヴ」

(8/7追記・エリューシブの意味を知りたくて飛んできた方へ捧げるGoogle先生のお答え→google:エリューシヴとは elusive ━━ a. うまく逃げる; 捕え所のない, わかりにくい.)

すごくおもしろいわけじゃないが、怒りがわいてくるほど酷いわけでもなかった。キャラクターの性格が破綻してなかったのでよかったなあ。不二子ちゃんが怒ってるだけの人でそこは残念だったけど。というか、キャラの性格がちゃんとしているということで喜ばねばならない状況が酷いなテレスペ。

以下、感想。主に五ェ門の扱いに対する。だってファンだから。

今回、新聞テレビ欄あらすじで五ェ門の淡い恋云々〜と書いてあるのを見て、過去のテレスペの、どうでもいい女にコロッとだまされて貢ぐダメな五ェ門が脳裏をよぎり、すごく嫌な気持ちになったのだが、本編を見たら、お相手は凛とした女王様だったので、これならオッケイ!と思いました。桑島姉さんグッジョブ!

タイムスリップして500年前に行っちゃう、というのも現代が舞台だと浮きがちな五ェ門に優しい作り。あの状況にハマりすぎ。今回のゴエは渋くて強くて良かったよ。
ルパンと次元はなんかぱっとしなかったなあ。特にルパン。私の中ではもっともっと頭のいい人なんだよう。

ストーリーはどうにもこうにも。過去に見たことあるタイムスリップもので一番ハラハラドキドキしない話だったと思う。

作画は、メカとかの線を減らして描く方向だったのか、車とか銃とかがむかしのアニメみたいだったのが気になった。単に「くるま」とか「てっぽう」という感じで、細かい銘柄とか特定出来ない感じ。

声優は魔毛狂介の中村獅童はいいとして、不二子ちゃんの祖先のあの子の演技が…作中で後半になるほどマシになっていってるのがまたツライ…。お願いだから家で練習してきて!実戦で感じをつかんでいくのはやめて!

声優にド素人を使うことに何のメリットがあるのか本気でわからないぞ。いったい誰が得をするというのだ。舞台などで演技経験のない芸能人の人は、声優の仕事がきたら身の丈を考えて断ってくれたらいいのになあ…。切なる願いです。


いつもテレスペやる前にルパンマガジン出てるのに今回は入手してないから不安になったんですが、まだ出てないみたいですな。(テレスペ前のルパマガにはテレスペの内容を翻案したマンガが載ってて、いつもマンガの方がおもしろい出来なのだった)
季刊雑誌はいつ出るのか忘れがちでドキドキします。なんだかんだでルパンマガジン創刊号から欠かさず買っているのだった。