序 についてのぐだぐだした文章 続き

ネタバレしかありません注意
昨日の感想で、わかりやすいヱヴァって書いたけど、もちろんそれはテレビ版を見た人には、ってことで、もしこの映画で初めてエヴァに触れる人がいたら、よくわからないのではないか。特に前半の展開はすごい駆け足だし。夕方の電車で喋ってるのが精神世界の描写だっていうことは何の予備知識もなければわからないんじゃないだろうか。

パンフレットがもうエヴァヲタ仕様。普通、映画のパンフレットには、必ずストーリー紹介とかキャラクター紹介があるものですが、そんなこと当然知ってるでしょ!?と言わんばかりのぶっちぎり具合。細かい字で延々映画のメイキングのマニアックな文章がつづられているのでした。素敵!

初号機がかってに右腕の拘束具を引きちぎってシンジ君守るのはカット。思うに、テレビ版のあのシーンは、これは普通ではない、意志があるロボですよーということをほのめかす伏線なので、もう見る人が全員初号機は母!と知ってる状態ではやる意味がないと判断されたんかなあーと理屈では納得なのだが、一方で今度の母ちゃんやる気ねえーとか思ってしまうのは止められん。いやしかし、そうじゃなくて、今度の初号機の中の人は違う人!という伏線ってこともあり得るのか。もはやなんでもありだな。

「そこの2人!(エントリープラグに)乗って!」って、どうやって乗ったんだろうとずっと思ってたんですけれども、今回判明して感動した。そうかーあそこからハシゴ出るんだ!!

テレビ版の作画いいとこはだいたい原画をそのまま使ってる。で、ダメだったところは新作画。この落差が結構なんかもやもやする。絵柄をどっちかに統一して欲しいなあーと贅沢なことを思ってしまう。

兵装ビルかっこいいよ兵装ビル。
ヱヴァのシミュレーターがなんかリアルでちょっときもい。

四話のはしょり具合にちょっと笑った。シンジ君即決か!駅行かないんか!
ネルフカード使えますっていう歓楽街の看板。ネルフカードって何!?

ぞろぞろついてきてた諜報部にわらった。あれ、ずっとこれ見よがしに後ろにいて、シンジ君、ついに我慢しきれなくなって叫んだんかなー。コントかよ!

シェルターでケンスケの見てるテレビが「失われた日本の風景(北海道)」

コンビニで会話する主婦が、ちゃんと普通のその辺にいる人っぽい声だった!めっちゃ嬉しい!!テレビ版のは林原さんはいいとして、宮村姉さんが可愛い声すぎて無理ですどうしても無理!!

ラミエルのビームをまともに食らう初号機、シンジ君がものすごい酷い目にあってるのに、発令所ではぐだぐだと!どうでもいいからとにかく早く初号機ひっこめろ!あそこの「もういやだ!ここから出して!父さん!!」って絶叫もうかわいそうすぎて泣きそう。ゲンドウは反省すれ!

で、ミサトさんのエントリープラグ射出案を却下するゲンドウ、一見冷たくみえるけど、ここでエントリープラグ射出したらATフィールドが消えて、確実にパイロットはビームで焼き殺されるわけで、やっぱりゲンドウはシンジきゅんのことを殺したいわけではないんだよ!と前向きに考えてみる。

なんか、映画の綾波さんは綺麗すぎて隙がない。お近づきになれなそう。テレビのたまにあるへなちょこ作画も、愛嬌につながってたんだなあーと見直した。

ヱヴァなにがすごいって、11時の回を見て、次の次の4時の回をまた見ることにして、その間ご飯食べたりしつつ、友人達とず〜〜っと延々ヱヴァの話してたっていう。気になったとこがいっぱいあって、話題がつきない。さすが方向性は違ってもヱヴァ。すごい情報密度。そういやリアルタイムのテレビ放映でも、放映翌日は友人達と延々エヴァの話してたなあーと思い出した。

入れ替え制じゃなければ、一日中座ってるのになあ映画館。つうか、早くDVD!DVD!売ってくれDVD!ヤシマ作戦の変電所の名前いっぱい出るところとかラミエル超マジカル変形とかコマ送りするから!

予告、新キャラチラっとでたけど、私にとっては新キャラよりも、ラミエルがマジカルでキラキラで素敵!ということの方がインパクト強かったんであんまり覚えてないや。オサレメガネのミニスカ女子だった…ような。どんな子なのかなあ。

「次第に壊れていく碇シンジの物語」って「壊れていく」が「碇シンジ」にかかるのか、「物語」にかかるのかで意味が違うよなあ…。物語にかかるの希望!これまで皆が知っていた碇シンジのストーリーじゃなくなっていくという意味だと解釈した。

「破」が来年って!もう来月ぐらいに見たいんですけれども!(無理いうな)