相棒6 第4話「TAXI」

文字通り直前までサッカーやってたから本当に相棒9時半に始まるのかドキドキしてしまいました。何もCMを挟まずに間髪入れず始まったからびっくりしたよ。

今回は伏線のはりかたの見事さに舌を巻いた。冒頭のラジオも、鉢植えの花も、隠し撮り写真も、折り紙も、全部さりげない良い伏線。

話の展開もひねり倒してあったし、ストーカー被害者が真相を全て話した後、米沢さんの「事件に新たな展開がありました」という電話があってCMへ行く流れには本当にびっくりした。まだひねるか!!と。さすが相棒。
死体が出てないんだからミステリ的には当然擬装殺人を疑ってしかるべきなのに、何故か今回そういうことを一切思いつかなかったので小気味よくだまされて真相に驚くことが出来た。ある意味勝ち組といえよう。

右京さんにタクシーのタイムレコーダーのことを教える亀山君の喜々とした表情ときたら!うんうん、右京さんにものを教える機会なんてめったにないもんなあ。良かったなあ亀山君。運転免許試験場にいた設定が初めて役立った!
捜査協力を求められた時のタクシー会社の人が見せた嬉しそうな興奮気味の表情がすごい良かった。おもしろい人だ。

今回の脚本ってL字テロップでおなじみの「ツキナシ」の人でしたっけか。もっと書いて欲しいなあー!!

若干、今日の亀山君なんかいつもより察し悪いなあーと思ったけど、まあこれぐらいでちょうどいい気もします。あまりにも右京さんの考えてること全部ツーカーなのも亀山君いる意味なくなるからなあ。