鬼神童子ZENKI キッズステーションで毎週見てます

後鬼たんが活躍する(かどうかは微妙)の、犬神編って、いつもBパートがバンクまみれなんだった。本放映時、それにうんざりしてたことを思い出した。

まず、ちっこい前鬼をでっかいZENKIにする封印解除シーンバンク、そして、ZENKIの武器の斧を出すバンク、そして、後鬼の変身バンク、さらに、ZENKIを超鬼神にするために小明と後鬼が力を集めるバンク、これらが連続して流れるときがあるよ。

このひとつひとつのバンクが、また、小明とZENKIの共同作業っつうか、いちいち呪文詠唱があって結構長い。もう戦闘シーンのテンポも何もあったもんじゃない。
そしてひたすらバンク見せられて、戦闘は金剛斧ごうはざんー!!(低音が素敵な小杉十郎太ボイスで必殺技名シャウト)(漢字がわからん)の一撃で終わったりするからなあ…。

普通は、主役がパワーアップしてしばらくたったら、パワーアップ形態が常態になる気がするのですが。煩雑な二段変身とかいつまでもやってないでくださいよー。正直、もうすでに雑魚にも通常形態では歯が立たないんだから最初から超鬼神で出てこいって思いますよ。でもこのアニメは最後まで律儀にめんどくさい二段変身やるんだった確か。絶対にバンクを省略しない主義?
これだったら女児向け変身ヒロインの方がちゃんと戦闘シーンにメリハリあるよーとか思ってしまうよごめんよ超鬼神。

そして、後鬼と前鬼の会話しなさは異常。おかげでたまに2人が会話したら、異様に盛り上がって喜んでしまいますよ。しかも、たまに会話するといっても戦闘中に、後鬼「ZENKI、敵の弱点はあそこだ!攻撃して!」ZENKI「うるせーなわかってるよ!」みたいな、そんな一言だけなんですけどね。第34話「寿海出陣!だるまに清き一票を!」まで見たわけですが、前鬼から後鬼に話しかけてるのは見たこと無い気がする。

昔は、メインキャラ同士が全然絡まないんなんて、脚本が失敗してるんだと思ってましたが、ここまで会話がないと、もう、わざとじゃないかと思えてきた。前鬼と後鬼は会話させないでください。とかそういう監督からの指示があったのか!?。
もう、私の脳内では、1300年ぶりだし、なんかお互い姿も変わってるしで、照れくさくてツンデレ前鬼は後鬼に話しかけられない、そんな前鬼に後鬼は気づいているけど、そっとしておいてあげている、ということになってますがいいですか。

なんというか、この作品は、キャラは立ってて魅力的だが(特に晶くん(変身前)と後鬼(変身後)が最高)、作品として惜しいところがすごくいっぱいあるという印象のアニメなのだった。ああー今見ても色々惜しいいい!

でも晶くんと後鬼が本当にかわいい!!緒方ショタボイス最強!
やたらかわいいことで有名な緒方ショタボイスですが、一言でショタ声といっても微妙にキャラによって違うっていうか、ロカたんだと完膚無きまでに透き通った気弱系ショタボイスだし、表遊戯たんだと、元気で無邪気で優しくてとにかくかわいい。そして、晶君はかわいくて思慮深そうっていうか、奥ゆかしくて柔和でかわいいっていうか、それが後鬼に変身すると凛々しくてかわいくて賢そうっていうか、とにかくちょっとずつ違うんですよ!緒方さん最高!(いつもの結論)