手塚治虫記念館行ってきた!!

同じくらいのレベルの手塚ヲタな友人と一緒に行ったため、最高に盛り上がって楽しかったです。

今、手塚記念館では、「手塚治虫の5つの刻 第1回 永遠の物語展〜絶筆・未完の作品〜」という企画展をやってまして、グリンゴ、ネオ・ファウスト、ルードウィヒ・Bなどの絶筆作品の生原稿が見られて、おおお!手塚先生…究極の引きですね…!と涙に暮れることが出来ます。永遠にこの続きが読めないんだと思うともう…。

絶筆の作品とは別に、いろいろな都合で未完の作品の生原稿も見れて貴重です。2回ぐらいで打ち切られた作品とかレアすぎる。タイトルは「怪傑シラノ」…だったか?なんだか作中で鼻の話ばかりしていた。横についてる説明文が「人気が盛り上がらず終了しました」とか身も蓋もない。

もっとすごい説明文もあった。うろおぼえですが、てづかマガジンれお連載、「ワンサくん」についての説明が「雑誌自体が方向性を見失って終了しました」とかすごいこと書いてあってビビったですよ。すごく正直だな!!

手塚治虫生誕80周年記念だからなのか、大きなケーキの上に、アトムとレオとブラック・ジャック先生が立っているという謎の大きな模型(?)があって、他の2人はともかく、ファンシーなケーキの上に立たされているブラック・ジャック先生って軽く罰ゲームじゃないかと思いました。

手塚アニメなどの映像が見られるライブラリで、「悟空の大冒険」のパイロットフィルムの冒頭だけみた。OP歌がなんかおもしろかった。何故か音量が調節出来なくてすごく小さい音で固定されているので歌自体はよく聞こえないのだが、たまに入る悟空の合いの手セリフ「なめるなよ!」と頻繁に叫んでいた。どんだけなめられたくないんだと。チンピラ丸出しだな。と。
このパイロットフィルム版悟空の大冒険は、敵の黄風大王がペスト菌ばらまくっていうデンジャラスな内容らしいぜ!?いつか全部見たい。

内水谷豊ブームなので、バンパイヤのスチル写真にときめいた。14歳ぐらいの豊さんだぜヒアー!第一話には手塚先生も特別出演してるんだぜバンパイヤ!

手塚漫画のいろんな単行本を展示しているところで、タイトルだけ聞いてすごく気になっていた「怪人コロンコ博士」の実物が見れて嬉しかった。「怪人コロンコ博士」ってすごくインパクトあるタイトルだ。ちなみにこんな表紙←穏やかな顔で銃を持って入ってくる少年怖すぎる。

空いてるだろうと平日を狙ったのに、異国の修学旅行生がたくさんやってきて一瞬すごい混んだよ。どうやらアジア系の国の学生さんらしかったが、女子の制服が日本であんまり見ない感じ。セーラー服なんだけどセーラー部分とスカートが赤のチェック。なんだか二次元の世界の制服のようで、かわいかったけどびっくりしたぜ。