崖の上のポニョ

張り切って初日に見に行ってきました。かわいい映画であった。海の動きのうねうね感がすごかったであります。スタッフロールに「協力 スタジオカラー」を発見してときめいた。だってエヴァヲタなので。作画に本田雄氏が参加してるからかな??

以下、ネタバレ?

私の中ではポニョが波の上を走って怒濤のように宗介を追いかけてるところ(←妙に怖い)がクライマックスだった。朝日新聞のインタビューでハヤオ氏が、「ハウルは筋がわからないという意見をよく聞いたので、今回は5歳児にもわかる話にしようと思った。」というようなことを語ってらっしゃったが、すみません、ポニョもわかりません!最後の方がなんとなく言葉足らずというか、だからフジモトは何がしたいねん!
宗介の気持ちが揺らいだらポニョは泡になる…普通は盛り上がるところのような気がしますが、「元魚って知ってますがそれが何か?」みたいな宗介の揺るぎなさ。実は人間じゃないとか、何の障害にもならないぜ。素敵だ。

おばあちゃん達や宗介のお母さんが海の中に居るのを、この人達は実はもう死んでるんだと勘違いして、これが息子と最後のお別れなのか!なんて悲しい話なんだ!と思い勝手に泣けてきたのですが、別にそんなこと無かったです。みんな生きてて良かった。