借りぐらしのアリエッティ 見た。

こだわりの初日初回!というわけで、17日の朝7時45分の回を見てきたよ!さすがにお客さんはまばらだった!当たり前!

以下、ネタバレかも。

こびとが主役だけに、こぢんまりしたお話であった。ちっこい人、アリエッティと病弱少年が出会って、別れるまでのお話。
丁寧な仕事だった。手堅い造りだったが、なんだか物足りない気もする。

音楽が好きだ。サントラ欲しい。こういうのをケルト音楽っていうんですかいのう?よくわからないが素敵だ。ケルトについてはマスターキートンで読んだ知識しかない!

小さい人が、人間に最適化されたサイズの家でいろいろ工夫して高いところに登ったりする様子は見てるだけで大変楽しい。もっといろいろお父さんの仕事を見たかった。

残念だったのは屋敷のお手伝いのハルさんの扱い。なんかイヤらしい印象だけで終わっちゃったよ…。もうちょっとかわいげを出してあげたら良かったのに。
今までの宮崎アニメ思い返してみたら、最初から最後までヤな感じで終わったおばちゃんキャラって居ない気がする。そんなとこも、ハヤオ氏はうめえんだなーと改めて思ったりした。

あと、ここからが本題でして、以下、病弱少年モエーっていう話をしますごめんなさい。

翔くん(12歳)がすんげえええ好みにドストライク。私の中で、ジブリ史上最強のモエ少年キャラになりました。なんとなく碇シンジ君を彷彿とさせるとこもイイ!この子のためにDVDもしくはBlu-ray 出たら買うよ!

穏やかで儚げで、でも実は死を覚悟して深く静かに絶望しており、何かのおりにふとそれが顔を出す…。それでも、アリエッティとの出会いで生きていく勇気を取り戻す。

神木君のおさえた演技もいいよ!年のわりに大人びた翔少年にピッタリはまってたよ!

ついでのよう申し訳ないですが、アリエッティ役の志田未来ちゃんもよかったよ。すごく良い声してるんだなーと気づきました。演技も上手い!


神木君にはなんら文句はない、むしろ大好きですが、キャスティングした人の考えはよくわからん。だって12歳の少年に17歳の少年をあてるって良く考えたらわけわかんなくね?どうせ少年にやらせるなら12歳の子をあてればよくね?
12歳の神木君がやれば完璧だったんだよ!神木君12歳といえば、妖怪大戦争の時ぐらいだよ!声変わりしてないよ!なんでタイムふろしきは実用化されてないんだ!