氷の魔物の物語 に再燃中

氷の魔物の物語

氷の魔物の物語


1月3日に突然ドラマCDが聞きたくなり、さらに原作を読み返したらおもしろくて止まらなくなった。そうだったこのマンガすごくおもしろいんだ。杉浦志保先生の描く美男子盛りだくさん坊主もいるよ!ボケとツッコミも楽しくシリアスも満載ファンタジーマンガですよ!微BL風味が気にならないなら全力でおすすめしたい!今は文庫版全14巻出てるよ!


氷の魔物の物語(1) (冬水社文庫)

氷の魔物の物語(1) (冬水社文庫)


過去2010年にも氷の魔物ドラマCDブームがあったということを過去日記が教えてくれるし、今言いたいことを既にだいたい言ってくれている!
「氷の魔物の物語」のマイブームが定期的に来る - ナゾノヒカルヒコウブッタイ

単行本6巻以降、男同士のキッスシーン*1とかなくなっていくからBLマンガじゃないんじゃない?と一瞬思いそうになるが、ナチュラルにイシュカとブラッド抱き合ったりしてるからな…最初よりおとなしくなった描写*2とあまりにナチュラルすぎるいちゃつきにこっちが麻痺してきてるよ!

このマンガのことを知ったのはドラマCDのキャストに緒方さんがいらっしゃったからで、表紙から受ける印象で耽美BLものかと勘違いして、そういうの苦手だしなあ…などと思ってましたが、ドラマCDきっかけで全巻読破したら先入観と全然違って、人と人の絆とか、生きていく上で大事な事とかが描かれてる骨太ファンタジーマンガだった。
しかし、激ハマった後は、逆に、結局主役二人はキッチリくっついたのかどうなん!?と後半のBL描写の無さに焦れったくなる始末ですよ。現金なものです。

このドラマCDを初めて聞いた頃の、2003年の日記↓

3月。はやくあたたかくなあれ。
3月15日のところ参照。最初からドハマリしてますね。
だってイシュカかわいいもんな!!ちょっと高めのショタ寄り緒方ボイスで舌足らずっぽく天然かまされたらそりゃ私なんてひとたまりもありませんよ!!!

原作終盤の、絶望を乗り越えてオットコ前になったイシュカが言葉に宿る意志の力でラスボスと対峙するシーンも緒方ボイスで聞いてみたかった…と10年以上思ってるよ。
でもこれ、実現不可能な夢なのよね…。当時このドラマCD結構売れたみたい(Amazonマケプレで1円なのはかなり出回った証拠かと)だし、CDラストについてる声優座談会でも第2弾の話してるし、続編が出ても良かったのになあ…。なんで出なかったんじゃろ…。世界の損失といえる。もっと緒方さんのイシュカと成田さんのブラッド聞きたかったよう!!

つうか、マケプレ1円て!!持ってない緒方ショタボイススキーの方は今すぐ買うべき!!買って家宝にすべき!!

*1:でもこのキッスシーンもあんま性的な雰囲気ではない。微妙なラインをいくマンガだ…。

*2:何故BLっぽく始まったのに途中から恋愛描写のない路線に変更したんかと思ってたら、掲載誌の方針が変わったらしい。最初の路線のままでいってたらどうなったんじゃろ…