ねんがんの悟空の大冒険DVDBOXをてにいれたぞ!

出崎統氏のマンガの復刻がついてる高い方(38800円)と廉価版(8500円)が出てて、どっちにするか迷いに迷った末、ものすごく思い切って高い方にしてみた。
だってここで手に入れないと、出崎版悟空の大冒険マンガは、掲載誌であるCOMを古本屋で集めないと読めないんですよ。その労力を考えたらもう、金で解決出来るならしようじゃないか、という感じだ。

で、通販でたのんだら肝心のコミックスがついてなくてがっかりして返品したりとかいろいろあって、やっと手に入れました。悟空の大冒険DVDBOXを!!出崎氏のコミックス、絵柄がアニメに忠実で大変素敵な一品です。

DVD映像特典の、完成していたのに放送されなかった幻の第8話「ニセ札で世界はまわる」を早速見てみましたが、これちょっと す ご す ぎ る 。本気で脈絡が無い。今見ても新しすぎる。ついていけない。
ストーリーを文章で説明すると、「三蔵法師達が捕まってニセ札にされたので、悟空が犯人の女を追いかけ回して世界中を爆走。同じく犯人を追う刑事が出てきてはたびたび爆発する。」みたいな。
映像で見るとさらにカオス。お蔵入りもしょうがないかもしれないと思ってしまいました。
解説読んだら、悟空の大冒険の裏番組って黄金バットだったらしいんですよ。黄金バットと同じ時代にこれやってたとはちょっと信じられない。今見ても古さを感じさせない悟空の大冒険。監督の杉井ギザブロー氏以下、スタッフさん達の若さが炸裂している傑作であります。
で、黄金バット始まってから、視聴率ガクっと下がったから路線変更での妖怪連合シリーズだったわけですね。途中で急に普通の怪奇アニメみたいになったからどうしたのかと思ってたらそういうわけがあったのか。
そして、このアニメは杉井氏がフリーダムにやって、手塚先生はノータッチなのかと思っていたのですが、路線変更から杉井氏がやる気をなくして、その時期には手塚先生が内容チェックとかしてたらしい。そうかーそうだったのかー。