手塚祭り!!

芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌]

芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌]

今年は手塚先生の生誕80周年なのに世間が全く盛り上がってないので寂しく思っていましたが、生誕日である11月3日にあわせて特集号がきてた。近所の本屋で発見できずAmazonで購入。どっちも濃い特集で素晴らしいなあ!
フィギュア王吉崎観音とのコラボフィギュアW3の「ボッコ」を思いっきり「ノッコ」と誤植してて笑った。それはマニアックすぎます。(元はおっさんで変身後は馬。)ボッコ隊長は、元の美少女姿より、ウサギに変身してるときの方が色っぽい気がします。

手塚といえば、昨日見たNHKの番組「日本とアメリカ 第2回 日本アニメ vs ハリウッド」、ハリウッドで作ってるCGアニメのアトムの話やってたんですが、ずっと成長しない(できない)、永遠の子供の象徴であるアトムを、大人っぽいキャラクターのほうがアメリカでは受ける、というマーケティングに従っておっさん顔にしようとするアメリカスタッフ…。

さすがに手塚プロが止めてくれました。でも、最初のデザインよりはいいとは言え、決定稿も微妙にかわいくないなあ。たぶんマツゲがないからだと思います。あのマツゲは重要ですよ。あるとないとじゃかわいさが全然違う。手塚御大が最初は女の子だと思って描いてたというアトムなめたらいかんですよ。

それにしても、初の連続テレビアニメがそんな倒錯した主人公だなんてすごいなあ。とっくに始まってたな日本!


あと全く関係ないですが、プルートウの浦沢アトムって碇シンジ君を連想してしまいます。シンプル顔の可愛い少年は良いなあ。さらにそこから派生してプルートウの天馬博士が碇ゲンドウに見えてくるコンボ発動で大変ですよ。