NHK特番 日本怪談百物語 を緒方恵美さん目当てで見たんだ!

オールナイトの番組だったのに、結局リアルタイムで全部見てしまった。そのあとこれを書いています。非常に眠いです。
怖い話苦手だからどうしよう〜とか心配してたが、全然怖くなかった。知ってる話、古典が多かったのと、怖い話というより、つっこみ所の多い話が多かったので。終始、一人でテレビに声出してつっこむという、アホ丸出しの視聴スタイルで楽しく見たよ!


一番なんやそれ!と思った話は、なんとかいう学者の弟子の人が死んだ後に、生前集めてた本を、妻が二束三文で売ってその金を使って再婚したので夫婦共々呪い殺し、さらにその本を買った人が、死んだ人が本に書いた注釈のうち、良いと思う説は自分の考えのように吹聴し、悪いと思う説はめためたにけなしたので、その人のことも呪い殺そうとするっていう話。
他の怖い話は、恨みを残して死んで祟るので筋が通ってるが、この人だけは、死後に行われたことで祟るので、おいおい、おとなしく死んどけよ!と思いました次第。


語る面子が、俳優、声優、活弁士、講談師、アナウンサーとバラエティーに富んでいて、それぞれ演じ方のアプローチが違うのがおもしろかった。みなさん流石です。次があるなら他に落語家とかも呼ぶといいのに。

声優は声色の使いこなし方が特にすごいと改めて思いました。自分とかけ離れた者になっちゃう力がダントツ。人外のものとか、幼児とか。
緒方さんのカッパやアカナーはショタボイスでかわいすぎる。「神様、私をかわいいと思うならば鉄のはしごをおろしてください!」神様も、そりゃかわいいわ。鉄のはしごもおろすし、その後、月で身の回りに置いて働かせるわ…!ところでアカナーって何者?最後まで何の説明もなかったよ…!
ふとんの話、題名見ただけでショタきたー!って思ってごめんなさい。悲しい話なのに…。おしどりの話の悲痛な叫びは胸に迫ったですよ。うーん良いものを見た。