Angel Beats!PASH! ANIMATION FILE07
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 大型本
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ヲタになりたてのころ見てたアニメディアに近い匂いを感じる。徹底してミーハーなキャラ中心史観。なんか、所詮ミーハーな私には、これより高くてページ数も多いABガイドブックより楽しかった…かもしれない。一部のアレな記述を除く。(後述)
単純に、直井様に言及される率が高いのが嬉しいんだ。どうしても公式ガイドブックの方ではあんまり触れられてなかったからなあ。
以下、直井様中心感想。
一部のアレな記述っていうのは、直井様の音無さんへの気持ちを「恋」とか乱暴に決めつけてるところですね。直井様にとっての音無さんは、ずっと心閉ざして生きてきたのを、一番欲しかった言葉で救ってくれた、神から人間に戻してくれた恩人で、そんな言葉で片付けられるもんじゃねーんだッ!
音無日向直井の友情トライアングルっていう記事の視点が一番偏ってて見てて辛いのでここはもう封印しておくことにする。
もしもAngel Beats!が乙女ゲーだったら…という妄想記事でこんなにページ数をとってるのがすごくおもしろかった。男性キャラ全員分の攻略ポイントとか必要パラメータとかが書いてあるんだぜ架空のゲームなのに。なんかこの妄想の中の乙女ゲーABすごく楽しそうだ。NPCのふりしてる直井たんにつきまといたいよー!
関連書籍をみるたびに、だーまえェ…というポイントが増えてゆく。今回はご本人のインタビューは特に問題なかったが、音響監督の飯田さんが語っただーまえエピソードが。
最終回、直井号泣時、日向の「お前が泣いてんじゃねーかよ」をギャグっぽくと指示したとか。笑いに対して貪欲すぎだろ!周りが必死に止めてくれて本当に良かったよ。ちゃかしちゃいけない所もあると思うの。
声優インタビューが読み応えあって良かった。
緒方さんインタビュー、直井文人は「もろいのに、強い部分ももっている」すごいうなずける。そうですそんな危ういバランスが魅力ですよね!!
あと「親に突き放される少年の役も多いんですが…(笑)。」シンジ君のことかー!
直井さんの音無さんへの感情について、インタビューで聞いてくれたのは初だと思うんだ。「ただ「好き」ってだけですね」というシンプルな答えにじーんとするよ。
最終回プレスコの話題がもうちょっとつっこんで語られててそこが嬉しかった。
岸監督は6話の緒方さんの演技が圧巻だったので、最終話のプレスコを決めたらしい。
直井成仏シーンだけ先に録ったけど、13話でもう一回同じシーンを演じたらしい。やはり流れの中で演じて演技が変わったが、先に息づかいまであわせて絵を描いてあったので諦めたそうです。そっちのバージョンも聞きたい…すごく聞きたいです…。
音無さんの中の人&音響監督飯田さんのインタビューや日向の中の人のインタビューも良かった!
ABは特殊な脚本だったらしく役者の皆さん、苦労されたというのが伝わってくる。神谷さんはインタビュー読むたびに役に対して真摯に向き合う人柄が伝わってくるぜ!
インタビュアーさんが神谷さんや木村さんに直井の話題を振ってくれるのも嬉しいです。これは他の書籍ではあり得ない、PASH!ならではといえよう。お二人とも、イイ感じのお答え。やっぱり直井&日向のケンカは仲良くケンカしてましたよね。音無さんは、もうあとは自己責任でという感じ…とかなんか納得がいった。
木村さんインタビューでは緒方さんのお宅の話題まで!不意打ちでムハってなった!
岸監督のインタビュー読むたびに、なんだか好感度が上がってゆくよ!
絵コンテについて、「6話はエヴァのスタッフの方で、出来が素晴らしかった。もうこのまま流せばいいじゃん(笑)みたいな」と語られててニヤニヤだ。
今回、ABの本なのに、緒方さんと岸監督のインタビューで各一回、庵野監督のお名前が出たのがおもしろかった。すごいテンションあがった。エヴァヲタなので。
取材こぼれ話というコーナーが異様に好き。インタビュー本編に入れられないちょっとした話を箇条書きにしてくれてて嬉しい。こういうの大好きなんです。破の大記録全集にもこんな気軽なコーナー欲しかったなあ…。
だーまえさんによると、ABゲーム化は着々と進行している模様。岩沢ルート出来てるってよ!直井ルートはまだですか!?ツイッターでAngel Beats!の正式タイトル入れてつぶやくとだーまえさんに想いが届くらしいよ!届け、私の想い!ギャグじゃない真面目な直井ルート下さい!